年末なのでPCも大掃除。
写真を整理していたらいつかアップしようと思っていたものが出てきた。 雪が積もって季節はずれになる前に載せちゃいましょう。 ーーー 札幌にはモエレ沼公園というやたらとスケールの大きい公園がある。とにかくだだっぴろいのだが、それだけでなくてちゃんと遊具もある。 ただし、 でかい。 私がかなり後方にいるように見えるけど、シーソーのすぐ横で板に手をかけているのだ。私は身長150cmくらいで、大人としては小さい方だが、シーソーで遊ぶ子供よりは大きい。その私の肩のところに板がある。高低差120cmくらいだろうか。 子供だったら軽く背丈を超える。 子供にとってのシーソーを大人サイズにするとこんな感じだろうか。 せーの うっひゃー 上がった衝撃で体が板から軽く浮き上がっている。そして下がるときには絶叫マシンが急激に下るときの、あの足元がきもちわるい感じも軽く味わえる。「あの感覚は絶叫マシンだったからじゃなくて、下がるからなんだ」という当たり前だが忘れていた真実に気づかされる。結構怖い。が面白い。 ぎったんばったんとやっているとただの上下運動なのに笑いがとまらなくなる。シーソーで遊ぶ子供はこんな気持ちで笑うのだろう。子供は他愛のないことをおもしろがると思いがちだが、大人にとっては何気ない動きも小さい子供にとってはかなりスリリングな刺激になっているのだ。要するにサイズの違いだ。 しかしこの公園には更なる大人向けのスリルがあった。 それは、 ブランコ。 手前は普通のブランコだが、奥に行くにしたがってすごいことになっている。 一番長いのは腰掛けるところが柔らかいもので出来ていて、動きが取りづらくなっている。子供がたちのりしたり思いっきりこいだら危険という判断だろう。実際子供がこいでいるのを見てもそれほど大きな振幅にはなっていない。 だがそこで屈していては大人のスリルは味わえない。 子どもたちの隙をうかがって一番長いブランコを確保し、連れに背中をおしてもらった。 「うわあ、もう怖い、押さないで!」と思わず叫ぶほどのスリル。 手動でこんな感覚を味わえる場所があろうとは。 不審の目 かなり大人げないし子どもの視線も痛いが、このプリミティブな歓びには換えられない。 そんな思いが通じたのか、不審の目を向けていた彼も、私が降りたらすぐに長い方に乗り換えていた。 この歓びを彼が本当に知るのはずっと後になるのだろうけれど。っていうかそんな歓びは知らなくてもいいのだけど。 最後に渾身のブランコライブ映像をご覧ください。片手にカメラ持って乗るのすげえ怖かった。 今から行くにはかなり寒い所ですが、来春にはぜひ皆さんも、レッツトライ!
by okabetti_s
| 2005-12-08 12:28
| コネタ
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